バラが彩る札幌の初夏

北海道・札幌市では、毎年6月から7月にかけて市内各所で美しいバラが見頃を迎え、市民や観光客の目を楽しませてくれます。寒冷地である札幌でも、気候に適した品種が多く栽培されており、豊かな香りと色とりどりの花が街を彩ります。

代表的なバラの名所

百合が原公園(ゆりがはらこうえん):札幌市北区にあるこの公園では、約300種のバラが栽培されており、「世界のバラ園」として知られています。
中島公園:都心に近いこの公園でも、整備されたバラ園があり、散歩や写真撮影に人気です。
農試公園:西区にある広大な公園で、バラをはじめ四季折々の花々が楽しめます。

見頃の時期

札幌市内でのバラの見頃は例年6月中旬から7月上旬にかけてです。特に百合が原公園では、毎年6月に「ローズフェスタ」が開催され、多くの来園者で賑わいます。秋にも返り咲く品種があり、9月下旬から10月初旬にも楽しめます。

札幌とバラの関係

札幌市は、都市景観の一環として緑地や花壇の整備を積極的に進めており、バラはその中でも特に象徴的な花のひとつです。市民によるガーデニング活動やボランティアによる手入れも盛んで、美しい花壇は地域の誇りとなっています。