マリアの明智への愛の深さを知る回となりました。犯人により拘束された明智が見られ、明智がいる小屋に火を放たれどうすることもできずにいる苺を尻目に、躊躇なく火の海となった小屋へ入っていくマリアの姿に死の恐れを感じず、明智と交わしたキスが二人の愛の確信を感じました。その姿に茫然とする苺の姿、そしてマリアには敵わないと涙する姿は胸が苦しくなり、明智がマリアに引き込まれそうになるのを引き留める唯一の存在である苺が離れてしまうことで明智はどうなってしまうのかと不安になると共に苺を敵視するマリアを感じられ、三人の関係性の変化に期待が目が離せないと感じました。
ドラマを見る前の感じでは容姿端麗で変わり者の明智がキッチンカーで弁当屋を営む苺を口説きまくるのかなと思っていました。しかしドラマが始まると口説くというより強引に助手として扱っているだけという風にも見えました。そして最初は嫌がっていた苺のほうが徐々に明智に惚れてしまっているようにも見えました。1話を見て天真爛漫で明るい苺とクールで読めない明智とのコンビが面白いなと感じました。思っている以上に明智が真摯だったなと思いました。